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ISO 80369 ヘルスケア分野の液体および気体用小口径コネクタ ー1

 誤接続防止コネクタに関する国際規格の国内導入について

現在医療機器に使用されている医用機器の国際規格ISO594-1、ISO594-2「注射器、注射針 および他の医用機器の6%(Luer)テーパ付き円錐フィッティング」は、誤接続防止のため、 国際規格ISO80369「ヘルスケア分野の液体および気体用小口径コネクタ」に移行されます。

6種の異なったコネクタを規定することにより、非互換性を確立します。

誤接続の例  誤接続の例

 

ISO80369-1 一般的要求事項  

詳細は、規格原本を参照のこと。

ISO80369-2 呼吸器 

呼吸器ガスモニターのガスサンプルライン、圧測定のライン、呼気バルブのライン、ネブライザーへのガス移送

ISO80369-3 栄養  

栄養セット、混注サポート、経鼻胃、十二指腸、空腸チューブ、PEG/PEJ・ボタン、栄養バッグ、栄養・経口・投与用シリンジ

ISO80369-4 泌尿器 

ISO80369のカテゴリーにあるが、議論は中断されている。

ISO80369-5 血圧  

血圧計のチューブコネクター、止血帯のチューブコネクター

ISO80369-6 脊髄・麻酔 

硬膜外、くも膜下、脊髄、仙骨麻酔用針、カテーテル、神経ブロック針、フィルター、シリンジ(2〜100mL)、延長セット、注入ポンプ用セット、LORシリンジ

ISO80369-7 血管・皮下 

静脈アクセスポート、CVカテーテル、Aライン、診断用カテーテル、体外循環デバイス

ISO80369-20 共通試験方法 

詳細は、規格原本を参照のこと。試験用ゲージ、検査手順等が規定される。

  (厚生労働省資料からの抜粋及び弊社編集)

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